そうだね、おべやにて

うちの上の子は中学生の頃、学校に行かなくなってしばらくして、家から出られなくなったりして、自分の部屋から出てこない時期かやっぱりありました。

何人たりともはいるべからず!みたいな封印をドアにもうけていましたね。

だから無理に入ることはしませんでした。

ここをもし破ってしまったら、ヤツは崩壊してしまうんじゃないかとちょっと思ったんです。

でも、ヤツにとっても限界が来たのでしょう。

ある日、本人から、部屋がヤバイことになっているから片付けるのを手伝ってほしいとのことで、封印が解かれました。

私は何となく、きっともっと大変なことになっているんじゃないかと思っていた、けれども、やっぱりちょっと大変なことになっていて、、、。

でもさー、助けを求めてくれてありがとうってその時思ったよ。

部屋のドアを開けた瞬間、「ああー。ここまでこの子を追い詰めてしまっていたんだな~。ほんとごめんな~。」って思って、言えなかったんだって泣いているヤツを思わず抱き締めていたんだよ。

こんなに苦しい思いをさせていたんだな。
あの時はほんとに、、。なんとも。

で、片付けましたよ。結構大変だったね。
ても、あの部屋にあいつの苦しい思いがつまっていたんだと思うと、助けを求めてくれてほんとにありがとうって思う。
一緒に片付けられて、よかった。助けてって、打ち明けてもらえてよかった。

私達が無理に入るなって言われていた部屋に入っていたら、多分助けを求めてはくれなかっただろうなとは思います。

今は!っていうか片付けてからは、自分で掃除していますよ。びっくりですよね。
あと、何かしら自分にとっての変化がみられる前後に大掃除をしています。

面白いね。